忍者ブログ
2008年8月母に乳癌が見つかる。 家族ができる事、私にできる事、がん患者の家族は一体何ができるのか。 治療の記録を書き留めとく日記。
AdminRes
<< 04  2024/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>


スポンサードリンク
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ランキングに参加してます⇒にほんブログ村 病気ブログへ

前日に抗がん剤FECの投与をしているだけに副作用が出てないか気になった。

早起きをし、朝9時前に母の病室へ。

母の姿がない。
しかも、(お使いください)と書いたメモが添えて
ピンク色の嘔吐バケツが置いてある。
『副作用の吐き気が来たのね・・・』と思っていると    

同室のおばさんが
「お母さんお風呂に行かれたわよ」と教えてくれた。

『えつ?朝風呂?元気なの?このバケツは・・・?』と
思っていると母登場。

「全然なんともないの。お風呂入って来た。そのバケツは昨日の就寝前に看護婦さんが念の為に持ってきてくれたの」
と一安心。

抗がん剤の点滴時に”ナゼア”という吐き気止めの点滴。
その他に抗がん剤投与日から吐き気止めの飲み薬を飲んでるからか
母は吐き気に悩まされることがなかった。

(入院中に処方された薬3日間分)
ソフランザイス  吐き気止め
リンデロン錠   アレルギーを抑える薬
ガスター     胃薬


病院食も全て完食。
その他にも売店で買ったお菓子も食べるほど吐き気とは無縁の様子。

体にも特別変化はなく「暇だね~」と言って
病院内を二人で歩き回る程元気。

ただ、入院ということで生活環境が変わったからか便秘になり
お腹の張りに我慢できなくなったようで
便秘薬を処方してもらっていた。

9月20日朝、副作用に悩まされることなく無事退院。

退院時に念のため吐き気止めの内服薬を処方してもらった。
PR

ランキングに参加してます⇒にほんブログ村 病気ブログへ

9月16日入院初日

母の病室を訪れると
ベットで看護婦さんから抗がん剤の副作用について説明を受けていた。丁度、脱毛についての副作用の話だったようで、母が私の作ったタオル帽を看護婦さんに見せていた。

抗がん剤を打っても、2、3週間は脱毛しないみたいよ。と母には話していたのに、抜け毛の不安からか、私の作ったタオル帽と一緒に渡したお守りを持ってきていた。

抗がん剤の投与は明日からで今日は採血のみを行なったらしく母は元気な様子。

夕方、医師からの説明。

【改めて病状の説明】

以前撮ったCTの画像、エコーの画像を見せてもらいながらの説明だった。

CT画像だったと思うが、上の方(頭の方)から映した乳房の癌画像が白く映し出されていた。
2cmぐらいの白い画像が下の方にスクロールして行くにつれて、乳房に線を張りめぐしたかのように、広がっていく
先生がにスクロールを戻し
「こうやって見ると小さいんですけどね、下げてくと乳房いっぱいに癌が広がってるんですよね。」と話す。

リンパ節の画像の方も2cmの癌とその他に小さい癌細胞がパラパラの見受けられるとのこと。


【抗がん剤の説明】

先生から今回使用する抗がん剤の種類の紙を渡された。
使用する抗がん剤は―FEC―
3種類の薬の頭文字を取ってるらしい。

F:5-フルオロウラシル 
E:エピルビシン 
C:シクロホスファミド 

投与量は60mg/m2が一般的だが、最近は100mg/m2で効果のよい症例が出ている。今回100を投入してみましょう。と投与量の説明を受けた。

この抗がん剤を3週間ごとに計4回投与、その後違う抗がん剤に変えて4回投与するとの事だった。

FECの他に吐き気止めの点滴ナゼアも投与するとの事


【抗がん剤の副作用】

副作用について書かれた紙も渡された。
吐き気、嘔吐、脱毛、手足のしびれ、発汗、出血性膀胱炎、下痢、色素沈着、口内炎、心筋障害・・・・・・
と、他にも沢山書かれていた。
その中でも先生が、吐き気、脱毛に○印をつけながら説明を続ける。

「吐き気はそんなに心配する事はないと思いますよ。抗がん剤投与前にも吐き気止めの点滴をしますし、その後内服薬も出しますから。」

母が
「吐き気は、妊娠の時のつわりの時の様な感じなんでしょうか?」と質問をした。
「そんな感じだと思います。吐き気があった時は相談してください。吐き気止めの点滴や薬で対処できると思いますので」との事で少し安心。


「髪は抜けます。ごくまれに抜けない方もいらっしゃるんですが、まれですから、抜けると思ってください。」とキッパリと言われた。

【質問】
一通り説明のあと先生に質問をした。

「母のステージは何なんでしょうか?よく2bとか2aとか・・」
「2bか3aか・・・2bでも3aに近いですね。」

「入院中食べ物に規制はありますか?」
「特にないですよ。持ち込んで食べて構いませんよ」

不安は山ほどあるのに、質問はこれくらいしか思いあたらなかった。

夜8時前母の病院を後にした。


ランキングに参加してます⇒にほんブログ村 病気ブログへ

    HOME    
スポンサードリンク

Powered by Ninja Blog    photo by P*SWEET    icon by Egg*Station    template by Temp* factory

忍者ブログ [PR]
自己紹介
トメ(33才)夫と二人暮らし。 2008年8月母62歳の右胸、右脇リンパ節に乳がんが見つかる。乳がんステージ3A
らんきんぐ
ランキングに参加してます
にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
スポンサードリンク
最新コメント
ブログ内検索
最新トラックバック
リンク
アクセス解析
バーコード
フリーエリア