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2008年8月母に乳癌が見つかる。 家族ができる事、私にできる事、がん患者の家族は一体何ができるのか。 治療の記録を書き留めとく日記。
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9月16日からの抗がん剤投与に備えて、母に抗がん剤の副作用について話をしようと、実家に行った。

いくら60歳を過ぎた母といっても、女性にとって脱毛はショックだろう。
予想以上の抗がん剤の副作用に苦しむより、少し心構えがあったほうがショックが少ないのでは。と思った。

ネットでいろんな方のブログを読んで私の感じた事は
まず、乳がんの告知でショックを受け、次に抗がん剤の副作用の脱毛でショックを受ける。それに辛い吐き気もついてくる。
そんなイメージを受けていた。

「お医者さんは髪の毛抜けるからカツラ買った方がいいとか言ってなかった?」と聞いてみたが、「特別言ってなかったよ。」との返事。

正直に、ブログやネットで調べた抗がん剤の副作用について母に話しをした。


「脱毛ってね、少し髪の毛が抜ける程度じゃないみたいよ。
みんなカツラを用意したりするみたい。個人差があるようだけど、殆どの方がカツラを必要とするくらい髪の毛が抜けるらしい。
体毛もね、抜けてちゃう人もいるみたい。睫毛や眉毛がなくなる人もいるんだって。だから、カツラ用意しようか。」と以前から取り寄せていた
デパートのカツラ屋から、医療用のカツラ屋から数社のカツラ屋のパンフレットを取り出し母に渡した。

やはり母は、脱毛がカツラが必要になるかもしれない程の副作用だとは思っていなかったようでショックを受けていた。

「でもね。こないだデパートのカツラ屋さんに行ってカツラを触って来たんだけど、人毛がミックスされていてねカツラだって判らないよ。大丈夫だよ。それに抗がん剤治療が終われば生えてくるしね」と声を掛けるしか出来なかった。

それから吐き気についても、話をしたが、吐き気よりも髪の毛の方が気になっていた様子だった。

しばらくして母が
「美容院に行く予定でね、カットと白髪染めをしてもらおうと思ってたんだけど、染める必要ないわよね。染め代浮いたわね。」と口にした。

涙が出そうになってしまった。

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自己紹介
トメ(33才)夫と二人暮らし。 2008年8月母62歳の右胸、右脇リンパ節に乳がんが見つかる。乳がんステージ3A
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