治療方針が決まった

９月４日母に付き添い父が今後の治療方針について先生から説明を受けてきた。

説明後父から電話で

先生からは
術前治療として
抗がん剤の投与を行い腫瘍を小さくし⇒手術⇒術後治療
がベストの治療法だと説明を受けた。

最初の抗がん剤については副作用が心配だから、予定として５日間程入院。

入院日は１６日からで、朝１０時に入院手続きを行い、夕方に家族には説明があるらしい。だから、お前も夕方来てくれ。との事だった。

「抗がん剤は何使うって言ってた？」と聞いても
「わからん。お父さんは診察室に入らなかった。母さんだけ入ったから」
「えぇ～ただ付いて行っただけなの？」と父の電話を切り
母に聞いてみると
「抗がん剤の種類？知らない。覚えてない。
ただ副作用でね髪の毛が抜けたり、辛くって、うつ病になったりする人もいるって言ってたわ。でも、私は《うつ病になんてかかりません大丈夫です》って言ってきたわ」とアッケラカンと言っていた。

母は乳がんという告知を受けてから乳がんの本を買うわけでもなく、パソコンは使えないし、乳がんの治療についての情報は無いに等しい。

抗がん剤の副作用についてもおそらく無知。

母の大きさの乳がんの場合
術前治療で抗がん剤治療を行うだろうと予測し
作ったタオル帽も取り寄せたカツラのパンフレットも治療方針が決まるまでは渡さないでおこうと思いまだ渡していなかった。

アッケラカンとしている母が私には少し怖かった。