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2008年8月母に乳癌が見つかる。 家族ができる事、私にできる事、がん患者の家族は一体何ができるのか。 治療の記録を書き留めとく日記。
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入院2日目病院を後にした私と父は

実家に戻り、弟を連れて家の近くの中華屋に行った。

会話はやはり母の事。
抗がん剤の副作用、手術、術後治療。
その都度、母がどうなって、日常生活がどうなって行くのか誰も分からない。

母が乳がんの告知を受けて、気落ちしている時に
「術前治療、手術、術後治療、その後定期的な検診とあるけど
大まかな治療は1年ちょっとだよ。とりあえずシンドイのは1年だと思うよ。1年間頑張ろうよ。」と自分にも言い聞かせながら母に話していた。
その言葉を父と弟にも話した。

本当は母の乳がんを知らされる直前、私自身、また働きに出るつもりだった。
子供のいない夫婦2人暮らしといっても、生活に大きな余裕があるわけでもない。33歳。既婚者。
社会復帰するのには微妙な年齢で私にとっても大きな1年。大きな1歳。
働きに出るつもりでいた事は母も父も弟も知っている。

国家試験を直前に控えた弟に負担は掛けたくない。
父は出張が多い為、家を留守にすることが多い。
そして異常なほどの心配性。

現実として、お金もかかるだろうし
父ちゃんはまず、働く。
弟には何が何でも国家試験に合格して。
お母さんは私が見る。しばらく仕事はしないから。
お母さんの様子を見て仕事は考えるから。と話をした。
弟が「ありがとう」と言ってきた。

付きっ切りの介護は必要ないと思うけど
これから何があるかわからない。
誰もどうなるのか分からず、不安だけがある。
私が体を空けておく事で、家族も安心できるだろうし
私自身も安心できる。

帰る時、父親から「交通費」と言って1万円を手渡された。
先週も肩たたきをした時、今までもらった事のない1万円をもらったばかりだった。
「いいよこの間もらったお金あるから」と言ったが
「あれはあれだ。とっとけ。」
と渡された。
父は父で私に悪いと思っているのだろう。
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自己紹介
トメ(33才)夫と二人暮らし。 2008年8月母62歳の右胸、右脇リンパ節に乳がんが見つかる。乳がんステージ3A
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